10-2 火村の周囲の人々
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最終更新日 2017.4.03
10-1「火村・アリスの「周囲の人々」(警察関係者)」
10-2「火村の周囲の人々」
10-3「アリスの周囲の人々」
いない。ばぁちゃんや猫を除くと警察関係者とウルフ先生くらいしか出てこないぞ火村。
篠宮時絵
(画像は著作権法上の「引用」に従い掲載しています)
画像はコミカライズ「臨床犯罪学者火村英生のフィールドノート4 201号室の災厄」収録「或る日の出来事[新刊発売記念編]より。(漫画:麻々原絵里依先生 あすかコミックスDX 角川書店)
「刀自」“戸主(トヌシ)の約。1.家事をつかさどる女性。2.主に年配の女性を敬意を添えて呼ぶ語。”(「広辞苑」第五版より引用)
“学生時代から足掛け十五年もお世話になっている元下宿屋だ。元、と書いたのは、それがすっかり贅沢になった現在の学生の要望に応える事ができず、店子が火村センセ一人きりになってしまった事を指す。 大家さんは今年七十五歳になる気のいいお婆さんで、学生時代から火村と付き合いがある私もすっかり顔馴染みになっていた。 私が手土産の菓子折りを渡して二階の火村の部屋に上がると、五分ほどしたら、「お茶を淹れましたよ」と階下から呼ばれた。” (「海のある奈良に死す」第三章より)
・30年前には上の娘は嫁いでいる。(当時45歳位か)(海奈良)
・好物はバウムクーヘン。(海奈良)
・ここで火村は“畳の上に直に置いた急須に茶の葉を足しながら”とあるので、一階の居間も畳敷きで、襖は猫達のために細く開けてある。(海奈良)
・頼みもしないのに朝食の支度をしてくれていたばかりかお弁当まで作ろうと言ってくれた。 (海奈良)
・・・とあるので、少なくとも朝食はばあちゃんと火村は別々なんだよね。この時代には。 大学時代には賄い付との表記がどこかにあったけど・・・。
・入試の教官をしてる忙しい時期、火村は外食して帰って来てる(21:30)(火村英生に捧げる犯罪)
“急なことだったので家主である婆ちゃんへの手土産も無かったが、謝ると「有栖川さん、そんなん気にせんと」と笑われた。”(火村英生に捧げる犯罪)
・・・やっぱりアリス、気にしいだよね・・・。
私は火村の部屋にいた。(中略)お茶を置いて婆ちゃんが去るのを待って
・・・
ばあちゃん部屋まで茶運んでくれるんかい。アリスの顔見たかったんだろうな。
ウリ(瓜太郎)♂
命名火村 茶トラ 拾ったのはばぁちゃん。
話掛けられるのが好きで、火村に言わせると『感情の豊かさが人間っぽい』(エア・キャット)
コオ(小次郎) ♂
命名火村 白黒 拾ったのは火村。
おっとりしているがスキンシップが大事で、お腹が空いたアピールが強烈。(エア・キャット)
モモ(桃) ♀
命名ばあちゃん。拾ったのは火村。サバ白<文庫版エアキャット>
雨の日に路地で鳴いていたのを放っておけなかった。
六か月くらいまで野良猫生活をしていた名残りから紅一点なのにワイルド。
不用意に撫でようとしてアリス咬まれたことあり。
火村いわく、新参者の自覚があるのか遠慮深いのがいじらしい。(エア・キャット)
画像はコミカライズ「臨床犯罪学者火村英生のフィールドノート 朱色の研究2【新装版】」収録「あとがき 巻末ふろくのふろく」より。
(漫画:麻々原絵里依先生 あすかコミックスDX 角川書店)
左下のコップ見てるのがウリ(茶トラ)、肩に乗ってるのがスキンシップが大事のコオ(白黒)、膝でくつろいでるのがモモちゃん(サバ白)でしょうかね。
<火村と猫> 「比類のない神々しいような瞬間」より
・火村が自宅からアリスの家に電話すると後ろで猫の鳴き声が。
「おい、やめろ、ウリ」 ねこがじゃれついてきたらしい。投げられた猫がポンと着地する音がした。 「こら、やめろって、桃。小次郎が嫌がってるだろ」 また叱っている。今夜の猫たちは興奮気味のようだ。
ジョージ・ウルフ先生
<職業>英都大学英文科講師 イギリス人
<年齢> 34歳(火村33歳5月時)
<外見> 碧眼
<住まい>
<趣味>
<仲の良さ>
<行動>流暢な日本語を話す。
<癖・性格> 火村の事はヒム呼び。火村は「ジョージ」呼び
<登場作品>「ルーンの導き」
貴島朱美
<職業>
<年齢>
<外見> 色素が薄いのか、灰色がかった瞳。ちょっと生意気そうにつんと上を向いた鼻の形。さらさらとした前髪を掻き上げて露出した広い額
<住まい>
<趣味>
<仲の良さ>
<行動>
<癖・性格>
<登場作品>「朱色の研究」
両親
火村が29、30歳時点で相次いで亡くなっており、現在火村に身寄りはない。
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